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アト リエスペースの都合上、作品は
ほとんどがシート(未額装状態)で保管しており、 お申し込み頂いてから丁寧に額 装しております。 額装ではパッケと呼ばれる密封度の高い額装をしています。 ここでは、作品「Affection」を例に額装の様子をご紹介いたします。 |
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作品止め
マットボードの切り抜き窓に合わせて作品を固定します。 固定の際には作品に、テープを直接貼らず、 三角形の中性紙のコーナーをあてた上で 中性テープで固定します。 サイドにも帯状の中性紙材を用いて作品を固定します。 |
ガラス、マット、作品、中
性紙、、厚紙、 裏板の順に全て合わせて固定します。 それぞれが作業中にズレてしまわないよう クリップで固定します。 中性紙は作品保護の役割を持ちます
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4辺のうち短い2辺から水張りテープを使い |
短い2辺のテーピングの
後、 濡れたテープが乾燥して、 接着するのを待ちます。 次に長い2辺を同様にテープでとめて、 再び充分に乾燥するのを待ちます。 4辺全ての密封がおわります。 |
次に額縁に入れます。
額と裏板の隙間から 外気の影響や虫や埃の進入を防ぐため、 額縁の裏面から、 水貼りテープで密封しています。 |
4辺の密封の後、充分に乾
燥させま す。 乾燥したテーピングの上から、 止 め金具で固定します。 最後につり紐を結びます。 |
綺麗に額装できました。
このまま充分に乾燥させます。 梅雨など湿度の高い時期には、 特に気を配ります。 |
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